2025年7月21日(月・祝)に開催された新賞レース「ダブルインパクト」。どの組も漫才とコントの2ネタ観られる大会が新鮮で、楽しく鑑賞しました~! お笑いマニアと呼べるほどではなく恐縮ですが、お笑い好きアラサーの感想をつらつらと書いていきます。
「ダブルインパクト」は漫才とコントの新賞レース
ダブルインパクトは漫才&コントの二刀流を決める新賞レース。日本テレビで2025年7月21日(月・祝)に放送されました。優勝賞金1,000万円ということで、豪華大会ですよね。
決勝戦に残ったのはロングコートダディ、スタミナパン、セルライトスパ、ななまがり、ニッポンの社長、かもめんたる、コットンの7組。ロングコートダディのみ、M-1グランプリ・キングオブコントの決勝進出経験ありですが、そのほかのコンビはキングオブコントで決勝に残った経験ありという感じですね。
ダブルインパクト感想
お笑い好きの筆者がダブルインパクトの感想を書いていきます! 先ほども少し申した通り、お笑いマニアではないので難しいことはわかりません!!! 賞レースもM-1グランプリとキングオブコントはリアタイで観るといった温度感です。
これまでお笑いの感想を上げたことなどないのですが、記録用としてまとめてみます! とにかく楽しませていただきました!!
1本目のネタ(ファーストインパクト)順に書いていきます。今回は感想を書いていくので、各コンビのメンバーや戦歴などは公式HPなどをご参照くださいませ。
かもめんたる
コント(1本目)
「X染色体」など独特のワードにクスっとなる感じで、ドカンと大きな笑いどころがどこなのか難しかったです! ただう大さんワールドは元々大好きです。う大さんの言葉を浴びるコントといった感想を持ちました。
漫才(2本目)
コントより漫才の方が個人的に好きでした!
「おじさんになったらおばさんのことは可愛く見えるのか」。
気にしたことなかったけど、こんな問題提起されたら気になってしまった……! そして可愛く見えるようで嬉しい。2人が本当にその場で話しているような漫才で笑いながら楽しく聞き入りました。
スタミナパン
漫才(1本目)
小ボケがリズミカルに挟まれるところが良かった(擬音語のどんがらがっしゃーんやあら汁の部分)。
ただ個人的には怒っている系のツッコミが好みではないので(なんだか怒られているような気になってソワソワしてしまう)、「早く設定に入って、デートの練習しちゃいなよ~!」と思いました。
コント(2本目)
ホテルマンに扮する麻婆さんがずっとニコニコしているのがなんだか狂気的で、4つ目の呼び鈴を隠していたところが「こわおもろ!!」となりました。
ただ「ホテルマンのキャラがもっとクレイジーだったらより世界観に引き込まれたのに!!」と思ってしまいました。
またネタ終わりのコメント部分になりますが、賞レース本番中にトシダさんがエゴサしてたとのことで、そのすごすぎる精神力を、漫才なりコントなりで観たいな~~と感じました。
コットン
コント(1本目)
きょんさんの女役、大好きです。声がいいなと思いませんか?
もちろん、女性の声に寄せにいってはいるのですが、「がんばって女性役やってます!!」感がない自然なトーン。この女性が何を思って生きているのか、どんな言葉を発するのか気になってくるんですよね。
漫才(2本目)
私は小ネタがふんだんにある漫才が好きなので、バスガイドさんが蛾の部分を膨らませるところや、ゆうちゃみさんが出演しているACのCMの防災バッグが差し込まれたところがお気に入りポイントでした。
ただコント漫才とあって、コントと近かった印象です。素人が言うのも本当に恐縮ですが、役になりきってキャラで笑いポイントを作る以外の部分を漫才で観てみたいと思いました!
セルライトスパ
コント(1本目)
ミステリー小説のどんでん返しものなど読むのが好きなので、一見普通の人に見えた方がバスジャック犯という展開はかなり好物でした~!! 変な奴同士の戦いを楽しめるのがお笑いの醍醐味ではないでしょうか。
あと大須賀さんの表情がめちゃくちゃ良かったです。“過労”の意味が理解できていなかったときなど、顔見ただけで「こいつわかってないな」と納得させてしまう表情力。バスジャック犯が現れても大須賀さんは変な奴のままで、笑わせられました。
漫才(2本目)
歌VS相撲という、始まって早々にVS構造が理解でき、その上この勝負の行方も気になり、世界観に引きずり込まれました~。持ち上げられながら歌うという、なかなか見たことない絵面も、視覚的に面白かったです。
コントに引き続き、大須賀さんの表情も笑いポイントでした。
ニッポンの社長
コント(1本目)
ケツさんに電気が流れるくだり、次も流れて「あー!!!」ってなるのがわかってるのに、笑ってしまいますよね。ケツさんが窮地に立たされれば立たされるほど、面白いというスパイラル。
ニッポンの社長の繰り返しのお笑い、癖になりますよね。ケツさんにはこれからもどんどん理不尽な目に遭ってほしいです。
漫才(2本目)
漫才でもケツさんは恥をかかされていましたね。コントとは違い、役に入っているわけではないので、ケツさん本人がいろんな恥ずかしい目に遭っていました。
かわいそうなのに悲壮感がないので、つい笑ってしまいます。主軸としては同じボケが繰り返されるのですが、きれいに一貫しているので、最後の方には清々しさすら感じられました!
ロングコートダディ
コント(1本目)
誰もが憧れる“コードネーム”。かっこよくしようと試行錯誤する堂前さんと、コードネームのことを忘れていつも間抜けな名前になってしまう兎さんの2人から目が離せませんでした。
こんな設定いつ思いつくのでしょうか? 仮に思いついたとしても、2人の絶妙なコードネームセンスには絶対行きつきません。差し込まれたかっこつけた2人の写真は、任務の間で撮影したのかななど、妄想を繰り広げるのも込みで楽しいコントでした。
漫才(2本目)
「だるまさんがころんだ2」の、最大の欠陥が早々に露呈していて面白かったです!! ただ兎さんもやられっぱなしかと思いきや、バカにされていることに気づくという点が、個人的に裏切られポイントだったのと同時に笑いポイントでした。
ロングコートダディは、兎さんが堂前さんに遊ばれている瞬間が本当に面白いです。
ななまがり
コント(1本目)
強すぎる出オチいいですよね。中年ビキニサラリーマンは、力業で笑わせられるというか、笑わざるを得ない画の強さがありました。
森下さんが初瀬さんにビキニを着ていることを指摘されているのに、「見るまでもないっ!」と言いながらしばらく見ない時間がとても好きでした。ただ欲を言うならもうひと展開観られたら最高だなという感じです!
漫才(2本目)
こちらの漫才は過去に観たことあったのですが、何回観ても面白いです。ザンギ林ジュレ美という、今まで聞いたことのない音の組み合わせはななまがりからしか聞けません。
ななまがり以外のコンビが同じ漫才をやったら、笑いの量が少なくなりそうというか、クスクス笑いが広がって「何言ってるんだこの人たち」という空気が少し漂うような気がするんですよね。ヘンテコな名前が出てくるのですが、ななまがりだからこその説得力という感じがしました。
まとめ
全組、2本ずつネタを観られたので満足度が高かったというか、審査に納得感がありましたね!!
そして結果発表後のニッポンの社長の辻さんの報われたような顔を見たら、来年もあったらいいな~と思いました。お笑い好きとしては、賞レースというチャンスがいろいろ枝分かれしていったらいいのではと思ったので。
出場された芸人さんたち、楽しませていただきありがとうございました!!!
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